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356 SPEEDSTER
ポルシェの名が冠された初の量産モデル、それが356シリーズです。
ポルシェは、この356シリーズの成功によって、一流のスポーツカーメーカーとしての礎を築きました。
高性能•居住性•実用性の3つを高度に満たした小型スポーツカーで多くが虜になりました。
SPEEDSTER
今回は、356のスピードスターについて。
スピードスターは、カブリオレとは別のアメリカ市場向けに造られたオープン・スポーツモデルで、生粋の２シーターモデルとして登場しました。
スピードスターは今では稀少な限定車として登場するようなモデルですが、もともとは軽量かつ安価な量販モデルでカジュアルにドライブを愉しむことができるクルマでした。
356の魅力
そんなスピードスターのボディはノーマルの356よりも更に丸く、車高はより低く、脱着可能なフロントスクリーンとサイドウインドウ、スポーティな装備が標準で、全高は僅かに1220mmです。
エンジンは水平対向OHV 616/1型を使用し、出力は60馬力ほど。総生産台数は2922台。
この「速くて快適な小型スポーツカー」はポルシェの代名詞になりました。
この頃からポルシェの車としての基本性能の高さや魅力が、いつまでもファンを魅了し続け、車が大切に扱われることにつながっています。
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