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スーパースポーツ「カレラGT」
スーパーカーブーム、それは1970年代の後半に起きました。
今もなお人々を魅了するスーパーカーですが、ポルシェのカレラGTも、そのうちの1つと言えます。
1970年代のレーシングポルシェ、917をモチーフにしたといわれる。
2000年のパリモーターショーでポルシェが発表したコンセプトカー「カレラGT」は、その車名のまま2003年のジュネーブモーターショーで市販モデルが発表されました。コードネームとしてはタイプ980でした。
市販化に際してライト類などが少し変更され、大きな変更はありませんでしたが、一つ大きな違いはデタッチャブルトップでした。
そしてカーボンファイバーを、キャビン、パワートレーンを搭載するためのリアサブフレーム、そしてボディパネルに至るまで用いていました。
市販化
エンジンはミッドシップ搭載で、V型10気筒DOHC。このエンジンはル・マン制覇のためにポルシェが開発していたもので、開発当初の排気量は5.5Lでした。カレラGTでは5.7Lで搭載され、最高出力は612ps、最大トルクは590Nmを発生します。
このパワーユニットのトランスミッションは6速MTで、最高速は330km/h。リアエンドには車速が120km/h以上になると上がる速度感応式のウイングが備わり、高速時の安定性に寄与しました。
エンジン
インテリアは左右のシートを分けるセンターコンソールが特徴的ですが、このインテリアデザインはのちのパナメーラや911などと共通性を感じます。ポルシェらしい快適装備もある高級スーパースポーツカーといったイメージですね。
インテリア
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