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PORSCHE 914 - ボクスターの礎
ポルシェといえば911ですが、ボクスターやカイエンがデビューする前にも911以外のモデルが数多く存在していました。
MRのオープンモデル914や、FRの924•928、スーパーカーの959など
70〜80年代にかけて様々なモデルが生産されました。
MRオープンカー
特に914はのちに生まれるボクスターの元祖とも言われています。
1969年から生産されたミッドシップのオープンタイプのスポーツカーで、
「ワーゲンポルシェ」とも呼ばれるポルシェのエントリーモデルでした。
ワーゲンポルシェとも呼ばれるため、当時VWが関わっていました。
提携
1948年にVWとポルシェは提携を結び、以下に合意。
•VWはビートルを1台生産するごとにポルシェへロイヤリティを支払う
•ポルシェはVWと競合する車種を他社のために設計しない
•VWはポルシェの技術を自由に使用可能
•ポルシェはVWのパーツを流用し、車を生産できる
•VWのサービス網をポルシェが利用可能
914開発
1969年にVW-ポルシェ販売会社を設立し、この合弁会社では、当時VWで販売が低迷していた「カルマンギア」に代わるモデルを、また、ポルシェの購買層を若年化するためのエントリーモデルを共同開発し、
VWは4気筒モデルを、ポルシェでは6気筒モデルを販売する方向になりました。
そして914が誕生し、「VW•ポルシェ」として1969年にフランクフルトショーでデビューし、販売されました。
SPEC & EXTERIOR
4気筒モデルはVW製の1.7L80馬力エンジンを、6気筒モデルは当時の911Tと同型の2.0L110馬力エンジンを搭載。最高速は177km/hと201km/hでした。
サイドのデザインはボクスターを感じるものがありますが、当時は好き嫌いの分かれるデザインとされていました。
それでも販売開始から2年で3万台以上販売され、成功したモデルとなり、その後924となり、現在のボクスターへと繋がったのでした。
ポルシェセンター浦和:048-863-0911
ポルシェセンター川越:049-241-0911
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